第9回目の博多で読書会は、
5名(うち初参加1名)で開催しました。
久々にご参加された方もいらして、とても懐かしい気分になりました。
(と言ってもこの会を開き始めてまだ4か月目なのですが・・^^;)
人数が増えるとどうしても話を控えめにしたり、気を遣いがちですが、少人数だと距離も近いし話も聞き取りやすいので、密の濃い話が出来ました。
↓今日ご紹介いただいた本
◇第9回 紹介された本
『代議制民主主義』 待鳥聡史
『幸せをつかむ言葉』 Daigo
『スキンシップゼロ夫婦』まゆ
『国のために死ねるか』伊藤祐靖
『武士道シックスティーン』 誉田哲也
#博多で読書会 #読書会 pic.twitter.com/qwPzs6OKN5— 博多で読書会📕 (@book_hakata) March 6, 2018
①『武士道シックスティーン』(文集文庫) ■誉田 哲也
私が紹介した本です。
剣道部に所属する2人の女子高生の話です。
映画化にもなった全3部のシリーズもの。
性格も剣道に対する心構えが全く違う2人の女子高生が、剣道を通じて互いに成長していく青春小説。
「武士道」という少し難解な概念を、彼女たちがコミカルに柔らかく教えてくれます。
武士の心構えに興味ある!けど固い本は嫌だ!という方はいいかも知れません。
そして読了後、爽やかな涙が流れます。
②『代議制民主主義』(中公新書) ■待鳥 聡史
初参加のMさんに紹介頂いた本です。
「政治」がテーマの本はこの読書会では今回が初めてでした。
恥ずかしながら、私は政治分野は苦手です(タイトルの意味もあまり理解していませんでした)。
Mさんの深い考察に関心し、ついつい色んな事を質問してしまいました..(笑)。
Yahooニュースでは政治家の不祥事しかクローズアップされません。
報道の影響を受けやすい分野では、本からの情報収集が一番良いのかもしれませんね。
普段は関心の向かない分野でも、直接人に教えてもらうことで理解を広げられるのは、読書会の良いところですね。
③『幸せをつかむ言葉』(セブン&アイ出版) ■メンタリストDaiGo
Sさんにご紹介頂いた本です。
ひと昔前までテレビで見ない日はない人気者でその活躍ぶりから、「天才」「才能の持ち主」というイメージが強くあります。
しかし本当は凡人であり、漂々としながら影で物凄い努力と勉強をしている人だとSさんは言われておりました。
自己啓発本に書かれていることを読んだとき、「それはあなただからできたんでしょ!」とツッコむ(自己防衛含め)ことがよくあるので、凡人・影の努力家の考えにはより共感できるポイントが多い、そんな気がしますね。
調べてみると結構本も書かれているみたいで、幸せの追求を1つのテーマにしているようです。
④『スキンシップゼロ夫婦』(ワニブックス) ■まゆ
Tさんにご紹介頂いた本です。
毎回「えっ、そこ?!」と思うユニークな本を紹介してくれます。
どういうことかと言うと、男性があまり手に取らないような内容の本を持ってきてくれるんですね。
(Tさんは男性です。)
今回も。キャッチコピーが中々強烈です(笑)。
シャイを超越した夫との妻が書いたエッセイ。
タイトル通り、一切スキンシップのない夫婦生活を4コマ式の優しいタッチで描いています。
興味のない分野をあえて読むことで視野を広げるというのは、本当に素晴らしいですね。
自分も見習わなくては..。
⑤『国のために死ねるか』(文春新書) ■伊藤 祐靖
Mさんににご紹介いただいた本です。
1991年能登沖不審船事件をきっかけに、自衛隊「特殊部隊」創設エピソードを綴った本。
「国のために死ねるか」
平和な日本で育ってきた日本人に、この言葉を100%理解することは難しいかも知れません。
しかし当たり前のように平和な日本の水面下で、日本を命を懸けて国を守っている人達がいる。
この本を読みMさんは涙を流されたそうです。
戦争・闘いがテーマだと、一見重くて読むのが難しいと感じるかも知れませんが、案外そうでもないんです。実は現代にも共通していること・共感できるフレーズがたくさんあり「本を読むこと」の面白さに改めて気付くきっかけになってくれます。
今日の読書会は勉強させられる内容ばかりでした。
難しい・無関心なテーマでも、それを伝える話し手の思いであっという間に興味に変わりますね。
私は興味のある分野が多すぎて今収拾がつきません(笑)。
次回は記念すべき(?)10回目の読書会です。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしております♪