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第46回 読書会レポートー『癒される読者会?!』ー

第46回目は11名での開催となりました。

前日夜遅くまで哲学カフェで語っていたこともあり喉がガラガラヘビでしたが、こんな寒い一言にも笑って頂ける優しい方ばかりで楽しい時間でした^^

今日ご紹介頂いた本↓

 

魔王/伊坂 幸太郎

会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。
自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。
五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。
新たなる小説の可能性を追求した物語。

他の伊坂作品にはあまりない、政治を始めとする経済問題をテーマにした作品。
2回3回読むことで「めっちゃオモロいやん!」となるそうです。

猫を抱いて像と泳ぐ/小川 洋子

「大きくなること、それは悲劇である」。
この箴言を胸に十一歳の身体のまま成長を止めた少年は、からくり人形を操りチェスを指すリトル・アリョーヒンとなる。
盤面の海に無限の可能性を見出す彼は、いつしか「盤下の詩人」として奇跡のような棋譜を生み出す。
静謐にして美しい、小川ワールドの到達点を示す傑作。

ページをめくると同時にチェスが進んでいく。

一見物語の内容からは想像できないタイトルが気になります。
もちろん、チェスのルールを知らなくても大丈夫。

クジラの来る海/景山 民夫

毒島町の財政は破綻寸前だ。予算を根こそぎ使ったあげく、町長はポックリあの世行き。
残された者たちが苦しまぎれに思いついた、観光客誘致の妙手とは…?
表題作をはじめ、人の心を読んで犯罪捜査を行う刑事が活躍する「チャネリング刑事」、謎の団体「裏プロレス」の死闘を描く「闇のリング」、ジュラシックならぬ「クラシック・パーク」など、バカバカしい笑いに溢れた11編。

しっかりと作り上げた起・承・転を、あまりにもあっさりとした結で終わらせてしまうのが特徴だそうです。

町田康さんの作品のような”笑い”の要素もあり、知的な笑いを堪能したい方にはハマりそう。

嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見一郎、古賀史健

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】

この本を、本屋で見かけない日はない。
職場での対人関係に喘ぐ人には明日から使えます。

少しだけタイトルと内容にギャップアリ。

読書について 他二篇(岩波文庫)/ショウペンハウエル

「読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。」
―一流の文章家であり箴言警句の大家であったショウペンハウエル(1788‐1860)が放つ読書をめぐる鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、出版物の洪水にあえぐ現代の我われにとって驚くほど新鮮である。

システムを構築する際のバックアップのような、
車を運転する時のブレーキのような、
立ち止まって本の意味を考える一冊。

4月の哲学カフェの題材本。

羅生門・鼻/芥川 龍之介

ワルに生きるか、飢え死にするか、ニキビ面の若者は考えた……。
京の都が、天災や飢饉でさびれすさんでいた頃の話。荒れはてた羅生門に運びこまれた死人の髪の毛を、一本一本とひきぬいている老婆を目撃した男が、生きのびる道を見つける『羅生門』。
あごの下までぶらさがる、見苦しいほど立派な鼻をもつ僧侶が、何とか短くしようと悪戦苦闘する『鼻』。
ほかに、怖い怖い『芋粥』など、ブラック・ユーモアあふれる作品6編を収録。

芥川龍之介短編集の中から「鼻」を紹介して頂きました。
他人の不幸が不幸でなくなった瞬間、人は不快な気持ちになる。

人間の意地悪さの原点を描いたような物語、だったなんて。

カラフル/森 絵都

生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。
自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。
真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…。不朽の名作ついに登場。

この本の認知度もかなり高い。

学生時代は何を読めばいいのか「死ぬまでに絶対読んだ方が良い本」そんなキーワードでよく検索していた。
そんな時に必ず出てきたのがこの本、そんな記憶が蘇った。

アウトドア般若心経/みうらじゅん

そもそもはそうじゃなかったのにそう思い込んでることからの逃げ道。
「般若心経」みうらじゅんバージョン、正味五年かかって、ついに完成。著者によるこれまでの仏教をめぐる旅のエッセンス。

この本の認知度は恐らく低い(笑)。

色んな般若心経の漢字を写真にした写真集。
仏教・般若心経のスタートはここから!

思いわずらうことなく愉しく生きよ/江國 香織

犬山家の三姉妹、長女の麻子は結婚七年目。DVをめぐり複雑な夫婦関係にある。
次女・治子は、仕事にも恋にも意志を貫く外資系企業のキャリア。
余計な幻想を抱かない三女の育子は、友情と肉体が他者との接点。
三人三様問題を抱えているものの、ともに育った家での時間と記憶は、彼女たちをのびやかにする―不穏な現実の底に湧きでるすこやかさの泉。

江國香織の本を全て網羅したというWさん。(すごっ)

重いテーマを軽いタッチで描き読者に届ける。
重い買い物袋を軽々しく持ってあげる、デキる紳士のたしなみですね。

ニシノユキヒコの恋と冒険/川上 弘美

ニシノくん、幸彦、西野君、ユキヒコ……。姿よしセックスよし。
女には一も二もなく優しく、懲りることを知らない。だけど最後には必ず去られてしまう。
とめどないこの世に真実の愛を探してさまよった、男一匹ニシノユキヒコの恋とかなしみの道行きを、交情あった十人の女が思い語る。
はてしなくしょうもないニシノの生きようが、切なく胸にせまる、傑作連作集。

超イケメンハイスペック主人公にうんざりしている恋愛探究中男子は新しい発見があるかも。

はてしなくしょうもないってのが良いですな。
恋愛階級、上げようや。


色んな本があることと同じく、色んな職業の方が読書会に来てくれるんだなと改めて思いました。

中でも今回は耳鼻科に勤めている方がおり、少しだけ花粉トークが飛散しました。

僕はヒノキなので4月から鼻の機能が停止します。
喉もガラガラヘビです。

そんな4月の開催スケジュールを更新しましたのでご覧ください🎵

また、4月には第50回の開催を節目に読書会のオフ会を開催します!
普段の読書会では消化不良だよという方はこちらもチェックしてみてください^^