第47回 読書会レポートー『壱岐に行きたい』ー

第47回目は9名での開催となりました。

今日ご紹介頂いた本↓

参加者の方に教えて頂きまして、現在福岡市美術館で「ジブリの大博覧会」がやっているようです。
(期間は3月15日~6月23日まで)

そんなプチ情報も知ることが出来た、有意義な読者会でした📚

MEMO
今回は人数の関係上、2つのグループにわけて行いました。
私のグループだった本を紹介させて頂きます。

 

百夜行/東野 圭吾

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。
被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。
二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。
そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。

これは名作中の名作だ。
と言いつつ私は850ページ近くある長さに負け、まだ読めていない。

2人の心理描写を描かず進む展開がポイントのようです。

流しのしたの骨/江國 香織

たとえお隣でも、よそのうちは外国より遠い。違う空気が流れている。
怪談のきしみ方も、薬箱の中身も、よく口にする冗談も、タブーも、思い出も。
19歳の「私」と、不思議な家族たちの物語。

日常を淡々と描く、文字盤サザエさん。
男性があまり手に取らないような本という話になりました。
男は事件や爆発が好きなんです。

求む、江國系男子。

怪談/柳 広司

ミノワ工務店の若き副社長・蓑輪健太郎は、パーティで出会ったコンパニオン・“ゆき”に惹かれ、自分でも驚くほどのめり込んでいく。
いったいなぜ? 理由を確かめるべく、“ゆき”との逢瀬を重ねるうち、秘した過去が浮かび上がってきて――。
短篇集『怪談』収録作を特別に分冊化。

小泉八雲の「怪談」短編集を、現代風にアレンジした作品。

原作との違いを楽しむために、まずは原作から入るのもアリ。

震える牛/相場 英雄

子供たちが口にする加工食品は安全なのか?
地方都市は、なぜ衰退したのか?
日本中を震撼させた戦慄のミステリー、ついに文庫化!

食品業界のタブー、そして地方都市を壊す焼畑商法。
2つの社会問題を掛け算したミステリー。

平成版砂の器と呼ばれた本作は、毎日の食生活を変えるかも知れない。


ご参加頂いた皆さんありがとうございました✨

次回の博多で読書会は4月開催です。
スケジュールはこちら↓

博多で読書会の飲み会(オフ会)も開催しますので、良ければこちらもチェックしてみて下さい✨