第54回目の読書会は10名での開催となりました📚
「第54回 博多で読書会」
強面のハルキストがいたらどうしようと内心不安でしたが、普段通りとても和やかな会となりました😊
心の傷を払拭してくれる不思議か力があるというのが印象的でした✨#博多で読書会 #ブクラボ pic.twitter.com/y5mLopevU0
— 博多で読書会📕 (@book_hakata) May 12, 2019
今回は「村上春樹」限定の読書会でした。
これまで1人の作家縛りで読書会を行ったことはなく、今回が初めての試みでした。
多数の作家の中から村上春樹を選んだ理由は2つあります。
①参加者からのリクエストが何度かあった。
過去の読書会の中で、著者の作品はあまり紹介されてきませんでした。
一方、会話の延長で著者の名前が出てくると、決まって「好きです」というファンがいる(少なくとも8人に1人)ことに気付きました。
同時に「苦手意識がある」「挫折した」という方も一定数おり(私自身含め)、もしかしたら普段の読書会ではどこか紹介しずらい煩わしさがあったのかも知れません。
であればいっそのこと、村上春樹限定と題することで、好きなもの同士が集まる会を作ってみようと思いました。
②惹かれる魅力・ポイントを知りたかった。
私が最初に手に取ったのは大学1年の頃。
大ブームとなった「1Q84」の波に乗ったものの、読んだ感想は「?」
200文字で感想文を書けと言われても「?」しか出てきません。
それから勝手に苦手意識を持ってしまい、著者の世界観にハマることが出来ませんでした。
なので今回の読書会を通じて著者の魅力を教えて欲しいというのが、もう1つの(個人的な)動機でした。
集まった方々は、8割が村上春樹が好き(ほぼ全ての作品を読んでいる)な方。
残り2割はそこまで読んではないがおすすめの作品を知りたいという方でした。
読書会の中で特に印象的だったのは、大切な人を失い、眩暈がするほど苦しんでいた時に生きる意味を教え、自分を救ってくれたという本:
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
同じ本でなくても、気持ちが沈んでいる時に著者の本で救われた経験がある方は何名かいらっしゃいました。
また著者の代名詞「ノルウェイの森」は、人によって全然意見が違って聞いていて面白かったです。
まず初めにおススメする本としては「海辺のカフカ」・「国境の南、太陽の西」が選ばれました。
「国境の南、太陽の西」は初心者の僕も読みましたが面白いです!
1人の作家に絞った分、いつも以上に「共感」や「気付き」が多い読書会となりました✨
「この作家でやって欲しい!」等リクエストがありましたらお気軽にご連絡下さい(^^)/
※現在リクエストがある作家は「乙一」です!
今日ご紹介頂いた本↓