第97回 読書会レポート『短編小説の中の一編』

book-report

今回は「短編小説の中の一遍」というテーマで、初参加の方含め10名で開催しました。

テーマ設定の理由

「短編のなかでも特にこの一遍が好き!」という作品。みなさんにもあると思います。

しかし紹介型読書会であっても、なかなかピンポイントで「短編の中のひとつ」を紹介したとしても、ほかの作品に埋もれてしまったりして「なんかいいこと言ってたけど、あの作品なんだったかな」となって、誰かの記憶に残ることも難しいかもしれません。
そこで今回のテーマにした次第です。

今回は少し趣向を変えて、紹介前に短編カードを書いていただきました。
(例画像)


そして書いていただいたカードをシャッフルし、引き当てた作品から時計回りにスタート。

短編は短編に非ず。
読み手は作者が作品に宿した命を見つめ、そこに人生訓や美しさ、笑いや震撼、常識を疑うことに思いを馳せ、行間を巡る旅をしているのかもしれません。

紹介して頂いた本

感想

私が「みなさんすごいなあ」と思ったのは、その物語のあらすじを上手くまとめて、「ネタバレしない程度に興味を持たせる」という高等技術を披露してくださったことでした。(今後のハードルを上げるつもりはありませんよ)

参加者の方々からは「未読の作家も短編からだと入りやすい」「これ買う!」という声があちこちで聞かれ、このテーマでやってよかったなあと思いました。
みなさんに熱く語っていただき時間いっぱいまで盛り上がる、あっという間の二時間でした。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!


ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました✨

今後の博多で読書会の開催予定は下記になります!

ご参加を希望の方はスケジュールをご覧頂きお申し込みをお願いします😊

hakata-book博多で読書会 福岡で最も敷居の低い読書会

今回の主催者/寺田さん