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第110回 読書会レポート『こ、交換殺人!?』

前日の雨からすっかり晴れた日曜日。

外的要因に葛藤と頭を抱えつつも、7名での開催となりました。

今回は、古典作品やミステリー、セラピー本⁉ など幅広い本が紹介され、参加者同士で共感を得るような場面が多かったなーという印象です。

感想でもあったのですが、本の紹介以外の余談まで楽しめた時間となりました。

紹介して頂いた本

『若きウェルテルの悩み/ゲーテ』

青年ウェルテルがシャルロッテに恋をして、その心情が切々と描かれている小説。

古典という長い年月読み継がれただけあって、紹介者の方も「取り扱い注意!精神が安定している時に読んでほしい」と言うほどの内容。

友人に宛てた書簡形式の心情吐露は「スパルタ恋愛塾」という本でやっちゃいけないと書かれていることが列挙されているという紹介の仕方は秀逸でした。

『交換殺人には向かない夜/東川篤哉』

本の紹介の前に紹介者の方が小道具として、「交換殺人とは?」という事をすごく分かりやすい図を使って説明してくれました!

3つのパートに分かれており、一番最後のどんでん返しが見ものとのことですよ。

交換殺人は「パトリシア・ハイスミス」という作家が元祖だというプチ情報も教えてもらいました。

『心を整える/長谷部誠』

サッカー日本代表として活躍した長谷部選手が著者の、ベストセラーにもなった本です。

整理整頓をして心の掃除。若手との積極的な交流。一人の時間を大切にする。そういった日常のメンタルコントロールが書かれています。

ルーティーンを大切にするということで、紹介者の方もデスクトップの整理や太極拳を行ったりしているそうですよ!

『教科書で読む名作 羅生門・蜜柑ほか/芥川龍之介』

国語は嫌いだったという紹介者の方が、現代文の教科書は読み進んでいたというエピソードからスタート。

短編の「藪の中」を紹介してもらいました。
推理小説の様に殺人事件が起こってその証言が描かれているのですが、真実は藪の中。

人間は都合のいい様に解釈してしまうんだ、という点が面白いとのことです!

ちなみに、表題の「蜜柑」はほのぼの系らしいですよ。

『禁酒セラピー/アラン・カー』

紹介者は現在、ミニマリストを目指しているそうです。その一環としての禁酒。

お酒が好きな人は多いし、「人生を損している」と仰る方もいますよね。

けれど、それを尽く否定していくのがこの本になると。

お酒を飲まないで得られるメリットが40以上も書かれており、紹介者の方も断酒継続中とのことです。

飲み会は飲まなくても楽しめるという言葉にはとても説得力がありました。

『永すぎた春/三島由紀夫』

三島由紀夫にしては読みやすい本らしいです。

恋愛を成就して婚約にまでこぎつけた男女のお話し。

紹介者の方は、闇が深い作品を読んだ後の口直しとして読んでいるそうです。

この作品の紹介から派生して、同じ三島由紀夫の作品で「不道徳教育講座」を別の方が紹介。

世間の良識的な倫理観の逆説を描いているとのことで衝撃的でした。

『キングを探せ/法月綸太郎』

「交換殺人には向かない夜」を紹介してくれた方が、時間があれば紹介しますといってくれた交換殺人の応用編とも言える作品とのことです。

4人での交換殺人で、犯人側の視点と探偵側の視点で読めるが、こちらもラストはどんでん返しがまっていると⁉︎

ミステリーは正解率1割ほどで描くのが丁度良いのだというマメ知識も教えてもらいました!

『読みたいことを書けばいい/田中泰延』

主催者が紹介した本になります。
久しぶりの本の紹介でカミカミになりましたが…。

「あなたはゴリラですか」という言葉から始まる、文章とは何のために書くのか。

その土台部分に切り込んだ新しい文章本だと思っています。

「作者は絶対楽しんで書いているな、これ。」と感じずにはいられないおすすめ本です!

今日の感想

読書会の最後に皆さんに感想をいただいたのですが、「今はオンラインでも読書会が行われており、スカイプやFacebookで多様な形態があり、そういうのも良いけれど、対面で空気感を感じながらがやっぱり一番いいな」、というものや「古典作品の紹介も多く、共感が得られて嬉しい」といった感想がありました。

古典作品も現代語訳が充実してきて、手に取りやすくなり、今はブームが来ているのかもしれないですね。

また、5月に北九州で読書会を考えています、という参加者の方もいらっしゃいました!

お会いできた皆さんと楽しい時間を共有できて、とても嬉しかったです。

hakata-book博多で読書会 福岡で最も敷居の低い読書会

博多で読書会の主催者
今回の主催者/廣田さん

今後の開催について

ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました✨

さて、今度の博多で読書会の開催なのですが、コロナウイルスの拡大防止のため一旦開催を中止とさせて頂きます。

読書会はそこまで大人数で開催しないので、そこまで敏感にならなくても良いのかも知れませんが、今のこの期間は「孤読」を楽しむ期間として面白い本をほそぼそと読んでいけたらと思います。

またコロナの収束後、皆さんとお会いできるのを楽しみにしております✨