今回は9名の方にお集まりいただき、「他人と比較すること」をテーマに対話を行いました。
参加者自己紹介では、比較癖を直したい人や比較することで成長を促されるからいい面もあると言う問題意識を持たれて参加いただいた方もおり、テーマに関心をお持ちの方に集まっていただけました。
今回の哲学カフェでは、比較することについての苦しみや悩みについて共有いただいた後に、比べることを自分自身がどう解釈していくかにについて対話しました。
以下、参加者からでた意見です。
参加者の意見1
人は他人と比べると言っても万人と戦っているわけではなく、自分と似たような環境の人を妬んだりしがちである。ユーチューバーやオリンピック選手と自分を比べるようなことはしないが、高校や大学の時の友人が成功していると少し嫉妬してしまう。小さな差を大きく捉えてしまう。
比較対象を他人ではなくて、昨日の自分にしてみると、悩みが減るかもしれない。他人と比べたらキリがないけど、一昨日の自分より今日の自分の方が成長できたと感じれば、幸福感が得られるのではないか
参加者の意見2
参加者の意見3
比較すると、苦しくなるので、情報を遮断するのが大切。SNSを見続けるだけでしんどいので、自分から有益な情報を発信することに利用したり、受け身ではなくて主体的に行動することで、比較して僻むことは減るかもしれない。
参加者からは、「自分の思っていたことを代弁してくれたり、真逆のことを思っている人の声に驚きを感じて刺激的だった」との感想をいただけ、充実した哲学カフェになりました。
なかなか、コロナの収束が見えず、対面での開催が厳しい中で、オンラインで定期的にふと息をつける場所にこの場所がなれば、主催者としても嬉しい限りです。
来月以降も様々なテーマで開催していきますので
引き続き興味があるテーマがありましたらご参加お待ちしています。
