第15回目の博多で読書会は、8名(うち初参加の方4名)で開催しました。
GW初日ということもあり、朝から博多駅は大変賑わっておりました。
今月は中々開催が出来ず3週間ぶりの読書会でしたが、大牟田や八女など遠方から来ていただいた方もいて、大変盛り上がった会になりました。
場所もいつものカフェを変更し、初めての会場でしたが落ち着いた雰囲気で交流を進めることが出来たので、また機会があれば使おうかな。
今回は4・4のグループに分けて行いました。
今回ご紹介頂いた本↓
私が紹介した本です。
「こんまり」こと近藤麻理恵さんの作品で、その名を一気に轟かせた代表作。
その勢いは本だけに留まらず、講演や取材、今や日本を飛び出して活躍し、”片づけ”をビジネスモデル化させた近藤さん。
中々片づけが上手く出来ないと悩む人が本のターゲットとなっているのでしょうが、私はその逆で片付け大好きマンです。
考え方に共感できる部分もあれば、多少ん?と思う供述もありますが、読めば今すぐ身辺整理したくなることは間違いなし。
初参加のSさんに紹介頂いた本です。
燃え殻さん。初めて知りました。
Twitterの抒情的な呟きから多くのフォロワーを獲得し、ウェブで連載した小説がデビュー作となった。
そしてそれが、この本です。
大好きだった元カノに誤ってフェイスブックの友達申請を送ってしまう。独身43歳。
小さな虚しさを今っぽく出している表現が、好みです。
だから何やねんという内容も、巧みな言葉使いによって人の感情を揺さぶる物語に仕上げるのは、面白い書き方を知っている著者の技なのでしょう。うらやましぃ。
Bさんに紹介頂いた本です。
鼓笛隊の襲来。ん、鼓笛隊?
あの笛とかラッパ吹きながら行進している演奏集団のことでしょうか。
そんな集団が襲ってくるそうです。
しかも、戦後最大規模の。
そうか。それは・・大変ですね(笑)。
奇抜な設定を組み合わせた9つの短編集のようです。
「となり町戦争」も書いた著者、こういう設定が好きなのだろうか。
非日常の設定だからこそ生まれる考え・物事の本質を、遠回りしながら伝えたいのかもしれません。
読む前と後で、タイトルの意味が変わってきそうですね。
初参加のSさんに紹介頂いた本です。
難しい言葉が出てきましたが、どちらかと言うと男がヒィヒィ言いそうな興味の湧く設定です。
大手広告代理店の最終選考に勝ち進んだ大学生8人。
そして最後の選考課題として、宣伝によって仮想国家の国民を戦争に導けるかどうかを争うゲームを課せられる。
ただの学生青春小説ではなく、面接を舞台に政治の側面も知ることが出来て面白そう。
政治にアレルギー反応が出る人(私)でも、これなら行けそうだ。
Kさんに紹介頂いた本です。
”裸” ”25歳起業家” ”号泣戦記”
タイトルからでも壮大な物語の背景が浮かんできます。
アジア最貧国と言われたバングラデシュに単身で乗り込み、数々の苦難にぶち当たりながらも途上国発ブランド「マザーハウス」を創業した著者の自伝。
貧困国に行かれたことのある方は経験あるかもしれませんが、現場の現実に自分の価値観が変わります。
住む場所・食べるもの・環境。日本の生活が貴族の1日のように思えてしまします。
普通に本が読めるということにも、感謝を意を持たなければなりませんね。
Yさんに紹介頂いた本です。
今ホットな宮下奈都さんの、2012年の発売の短編集です。
憧れの音大付属高校に落ち、普通科の女子校に通う少女。
同級生との関りも拒んでいた彼女が、合唱コンクールを機に少しずつ変わっていく。
大きな事件が起きるわけでもないけれど、ほんわかした日常の共感できるフレーズが、かえって心にグサッと刺さることもあります。
これは、、なんかやばそうだな。
設定聞いただけで勝手に結末やら妄想して泣けるわ。。
※下記は別グループでしたので、写真だけ簡単に紹介させて頂きます。
『図解 なんかへんな生きもの』(光文社)■ぬまがさワタリ
締めをありがとうカモノハシ
最近はホームページから申し込んでくれる方が増えてきて、とても嬉しい限りです(^^)
このページのなかったら知り合わなかったかもしれない方々と、本を通じて交流できる訳ですから、雑ながらも作成して良かったなと改めて感じました。
ただ僕自身そこまでweb知識に精通している訳ではないので、webでのマーケティングやSEO対策など、詳しい方がいれば是非教えて下さい!
ご参加頂いた皆さんありがとうございました(^^)
次回は5月6日(日)開催です♪
☆本日の読書会の様子