人見知り・話ベタでも大丈夫!本の紹介がうまくなる5つの方法

こんにちは、ブクラボ代表の大庭です!

博多で読書会は、毎回違う職種・価値観を持った方が集まるため、自分が読みたい本・新たな気づきを得られる場所として最適です。

一方、普段中々人前で本の話をする機会がなく、人前でプレゼンする読書会は少しハードルが高いと感じている方もいるかと思います。

  • 「本のことは大好きだけど、上手く説明出来るか自身がない..」
  • 「話ベタなので人前で話すのがそもそも苦手..」
  • 「聞き入れてもらえるか不安..」

読書会はプレゼンの上手さを競う場ではないので、話すことに苦手意識がある人見知り・話ベタな方でも気兼ねなく参加できます。

とはいうものの、せっかくだったら上手く紹介できるようになりたい。

そんな方もいると思います。

特に自分の大好きな本だったらなおさら、

その本の魅力を存分に伝え、その場に参加した人にもぜひ読んでほしい

そう思いますよね。

そこで今回は、読書会でどうすれば人に「読みたい」と思わせる本ができるのか?

その本の紹介方法について具体的に書きたいと思います。

ちょっとしたポイントを抑えるだけでできる方法です。

人見知りや話ベタを克服できれば、読書会をより楽しんで頂けると思います。

こんな方に向けて書いています!

  • 人見知り・話ベタを克服したい方
  • 自分の好きな本の魅力をより伝えられるようになりたい方
  • 人に伝わる話し方を身に付けたい方

本の購入背景を探す

皆さんは何を基準に無数にある本の中から次の1冊を購入しますか?

その選定には必ず“購買理由”があります。

有名人がテレビで紹介していたとか、賞を受賞したなど、自分の好奇心を刺激するポイントがあったはずです。

そしてその理由は人によって違うものであり、自分の個性や価値観が反映する瞬間でもあります。

「いやいやそんな対した理由なんてないわ~」

中にはそんな本もあるかも知れませんが、少しでも購入した時のエピソードがあるのであれば大丈夫です。

本の内容に入るまず初めに、あなたがなぜその本を手に取ったのかを話してみましょう。

くだらない購入理由ほど、人は興味を示してしてくれます(笑)。


心に響いたシーン・セリフを1-3つ絞って話す

「この本はね、頭から結末まで全部面白いの。まず1ページ目はね..」

読書会は限られた時間しかありません。
1ページ目から音読していたら日が暮れるので、どこかに焦点を当てて話す必要があります。

ビジネス本であれば、実践したいと思えるテクニック
小説であれば、物語のキーとなるシーンや印象的なセリフなど、自分が心のマーカーを引いた部分をピックアップしてお話ししてみてください。
そこに「自分だったらこう思う・こうする」など、ご自身の意見を+αできればより聞き手を本の世界にいざなうことができます。

また、慣れないうちは肝心なページに付箋や、メモを挟んでおくことをおススメします。
このシーンは号泣したから絶対に忘れることはない!
と思っていても、いざ話そうとすると頭から飛んでしまうことはよくあります。
印象的だったページはすぐに見開けるようにしておきましょう。


行動の変化を話す

本って読んで終わり?

決してそうではないですよね。

自分の気持ちの変化・行動の変化、つまりアウトプットして自分の行動に起こしてこそ本の効果が得られるものです。

ビジネス本や自己啓発本ならイメージしやすいと思います。

その本に書かれていた○○の方法を実践したら、仕事がうまくいったなど。

実体験に基づく話は聞いていて面白く、聞き手を唸らせることができます。

フィクションの小説なら、登場人物の動きや性格・その世界で起きている事柄に対して、自分だったらどうするか?を考えて話すのがいいかもしれません。

例えばこういう経験をしてみたくなった、我慢せず正直に生きようと思ったとか。

本の内容よりも、ご自身がどう影響を受けたのかが面白いのです。

唯一無二のストーリーを織り交ぜてみてください。


2割ゆっくり、2割大きな声で話す

人は緊張すると、ついつい早口になりがちです。

そして早口になればなるほど噛みやすくなり、話を聞き取りづらくなる悪循環に陥ります。慣れない場所での緊張感が高まると、自分が思っている以上に早口になってしまいがち。

「あ、今早口になっているな」と思ったら、一旦間をおいて「2割ゆっくりと話すこと」を心掛けてみてください。
ゆっくりと話すことを意識すると「頭で考えながら話す」習慣ができて、次の上手な言葉選びをすることが出来ます

また、話すスピードと一緒で、声の大きさも非常に大事。
いつもより2割増しの大きなトーンで喋ることをおすすめします。
喋る時も堂々と「根拠のない自信」を持って話してみましょう。

声を大きくすることで自信が付き、緊張感が緩和されます。
緊張しがちな人ほど、声の大きさを意識してみてください。


時折質問を投げかけ、会話のキャッチボールを生む

つまらない授業というのはどんな授業を思い浮かべますか?
それは、60分教師が一方的に話すだけの授業です。

逆に面白い授業というのは、双方のキャッチボールがあり相手を飽きさせない工夫をしています。

よほど面白い話でない限り、人の話をずっと聞き続けることは苦痛です。
なので、質問を投げかけて聞き手にバトンを渡してあげてください。

「こういう経験って皆さんもありませんか?」
「この人物の行動って面白くないですか?」

質問は相手の理解度を高めることと、自分の気持ちに余裕を持たせる2つの効果があります。
また自分の口を休ませることで、一瞬頭の中をリセットすることができるので、言葉を整理する時間が出来ます。
ついつい何を伝えたいのか忘れてしまう癖がある方にはおすすめの方法です。

聞き手が話を膨らましてくれることもあるので、上手く活用してみてください。

話し方のコツとして..

本の紹介がうまくなる5つの方法を書きました。

技術的な方法は色々あると思いますが、一番手早い方法は「経験を重ねること」です。

読書会を通じてアウトプットの場数を踏めば、意識せずとも自ずと話す力が身につきます。

是非博多で読書会を活用し、話ベタや人見知りを克服して下さい✨

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