第34回 読書会レポート 2018年12月6日(木)

第34回目は6名(うち初参加2名)での開催となりました。

1グループで行ったのは久々で、特に今回は共通の好きな作家や本の話で盛り上がりました。
北九州や飯塚、鳥栖など遠方から車でお越し頂いた方もいて、改めて本の力は凄いなと思いました^^

今日ご紹介頂いた方↓

①世に棲む日日/司馬 遼太郎

司馬遼太郎ついにキタ..!
知ってるんだけと、読むのはちょっとな~。
特に私みたいな20代には少し敷居が高いイメージがあるんです。

読み始めたきっかけは、作家である喜多川泰さんの講演に参加されたことだそうです。
そこから普段読んだことのなかった「司馬」シリーズに行くと、これがまあ面白い笑。
食わず嫌いは良くないですね^^;
1シリーズは制覇したい!

②星がひとつほしいとの祈り/原田マハ

女性が主役の7つの短編集から出来ています。
それぞれの物語で登場する人物と自分と照らし合わせてしまうことも。

読んでいる小説に自分を投影させることって結構ある。
自分ならどうするか考えちゃってページが進まなくなります。笑

夜明駅(日田彦山線の終電)が舞台のお話しが特に印象に残ったそうです。
オシャレすぎるやろ駅名

③「完璧なリーダー」は、もういらない/長尾 彰

人気コミック『宇宙兄弟』から学ぶ次世代のリーダーに必要な素質とは?
何でも一人でやってのけてしまうエリート気質がリーダー。
そんな時代は終わった。

周りの良い所を引き出し、弱い部分を頼ることが出来る愚者風リーダーシップこそが現代に必要なリーダーの素質。
欲張らず、周囲を見渡せる広い視点を持ちたいですね。

④ふしぎな夢/星 新一

作った作品1000編以上、ショートショートの神様こと星新一さんの一冊。
参加者の方でも読まれている方が多かったですね~。
(ちなみに私は1冊も読んだことが・・)

50年前に出された本でも、今の時代を予言しているかのような内容が多いそう。

↓参考までにこんな記事がありました。
参考 星新一は予言者だった?ショートショートで予言した未来7選。

⑤葉桜の季節に君を想うということ/歌野 晶午

SMAPの中居さんが紹介したことで話題を読んだ本だそうです。
何でも屋のハードボイルド系主人公のもとに持ち込まれる事件。
フィットネスクラブ・体当たり、映像では表現できない最後のどんでん返しとは。

途中からネタバレを当てるクイズ合戦になってました笑
全然分からなくて悔しいので、読んで確かめてみよう。

⑥「福」に憑かれた男/喜多川 泰

私が紹介した本です。
以前の読書会で参加してくれた方に貸して頂き読みました。
本屋で働く青年が主人公の物語です。

自己啓発本を自己啓発本だと思わせない優しい文体がとても心地良いんです。
優しいだけでなく、商売人には必ず必要なメッセージが込められている。


読書会に参加される方は本のことだけでなく、作家の裏側や本屋事情など本にまつわることに詳しい方が多く、自分の知らないことを知れるのがとても貴重だなと思ってます。

次回は12月9日(日)の10時からです(^^)
年末年始にコタツで読みたい本を見つけたい方は是非お越しください♪

★本日の読書会の様子
今日ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました(^^)/