3月16日、第2回ブクラボ哲学カフェを開催しました。
今回は、大学生、公務員、学校の先生など幅広い職種の参加者が集いました。
それぞれの立場から言う意見が特徴的な会となり、定員10名の満席でした。
ご参加頂いた皆さんありがとうございました(^^)
第2回目のテーマと出た意見
ドイツの哲学家ハンナアーレントが「人間の条件」の中で定義づけた「労働」「仕事」「活動」3つの違いを整理し、
①なぜ自分は労働者になってしまうのか、どうすれば仕事ができるか?
②私たちはどうすれば活動できるのか?
この2つをテーマに意見を出し合いました。
哲学カフェの中で出た意見。
現代は、労働がきつく、時間や心の余裕が持てなかったり、学校教育の中で答えのない問いを徹底的に対話する場がなかったことが、労働にとどまっていしまうのではないか。
対話する場所をもっと増やしたり、批判的な見方をもつことが大切ではないか。
現代はインターネットの普及によって考えずに情報を得ることができるため、リテラシーを高めていくことも大切ではないか。
労働と仕事を完全に分離することはできない。自分の意識次第で労働から仕事へと移し替えることは可能だと思う。
義務教育が活動する意欲を減らす原因となっており、教える側の意識を変えることが必要だと思う。
参加者の声
その後は2次会で博多駅近くの居酒屋(あや鶏)に行きました。
もちろん2次会では議題がある訳ではないので、脱線した話もあり盛り上がりました。
白熱する席もありましたね。笑
3次会では形にすれば絶対面白い読書会のアイデアもいくつか頂きました。
また、参加者の感想をノートに回し書きしてくれる何とも気の利いた参加者がおられました↓
ありがとうございます^^
次回お礼に私の証明写真(45mm×35mm)を1つ贈呈します。
次回予告
第3回目は「読書」をテーマに考えたいと思います。
ショウペンハウエル「読書について」を題材に、改めて本の読み方を見つめ直す哲学カフェにしたいと思います。
日程は4月21日(日)17時~19時です。
ご興味ある方は是非お気軽にご参加ください📚