第11回目のテーマ
第11回ブクラボ哲学カフェには、6名の方にお集まりいただき、「仕事」をテーマに行いました。
参加者の方には、会社員勤務でありながら大学のインターン生を受け入れた時に、「仕事のやりがいって何ですか」と聞かれ回答に困ったことから、他の人がどう考えているのか知りたいと思ってきて下さった方もいました。
日頃思っている疑問について、同じ関心を持った方同士で集い、対話をしていくことの面白さに気づいた会となりました。
テーマ1:仕事にやりがいを求めることの賛否
現代は、大量生産・大量消費ので決められたことを何も考えずこなしていけばいい時代ではなく、ニーズに合わせて自分の頭で
工夫していき、やりがいを持つ働き方が必要だという考え方を前提に、仕事でやりがいを感じるにはどうしたらいいのかについて考えました。
参加者の声
やりがいという目に見えないものに固執すると返って苦しくなることもある。
経営者に無意識のうちに利用されていることもあるので、あまり意識しないほうがいいのではないか。
経営者に無意識のうちに利用されていることもあるので、あまり意識しないほうがいいのではないか。
参加者の声
一見やりがいのない労働であっても、相手から感謝されたり一生懸命やったことが報われたらやりがいを感じられる。
小さな喜びを見つけていく努力が必要ではないか。
小さな喜びを見つけていく努力が必要ではないか。
テーマ2:家事労働が有償化することの賛否
人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の中でも描かれていた、家事労働を有償化して家族以外で賄うことが今後広がって
来ることが予想されますが、その際、どのような問題が起こって来るのかについて対話しました。
参加者の声
家事労働の有償化は全ての人ができるわけではなく、一部の裕福層に限られるのではないか。
サービスの質も異なるため、問題解決の万能薬にはなり得ないのではないか。
サービスの質も異なるため、問題解決の万能薬にはなり得ないのではないか。
参加者の声
原則的には、資本主義社会の中で、必要な人の元にサービスが提供されるため、ニーズがある限り問題なく家事労働の外注化
が行われるのではないか。
が行われるのではないか。
参加者の声
昔は近所づきあいが良かったため、コミニティーを形成してみんなで協力して子供の教育や家事労働をこなしていた。
現代は疎遠だが、また、サービス事業を介して助け合いの場所はでて来るのではないか。
現代は疎遠だが、また、サービス事業を介して助け合いの場所はでて来るのではないか。
全体を通しての感想
参加者からは、
感想
・課題本を読んでこなかったが、レジュメに沿って、その場で本の一部を読む中で、新しい発見に出会えて面白かった。
・自分が思いもしなかった考えに出会えたのが良かった。
・自分が思いもしなかった考えに出会えたのが良かった。
との感想をいただきました。
終わった後は、恒例の食事会。参加者全員でイタリアンに行きました。
意外とピザは大きかったけどペロリと平らげました笑
日本の教育、サブカルチャーなどこれからも色々なテーマで開催して行きたいと思います。
引き続きブクラボ哲学カフェへのご参加お待ちしております。