「最近、テーマが設定されている読書会ばかりで参加しづらい」
と嘆いている方もいるということを最近知りました。
テーマを設定して3回目、主催者のちりです。
「テーマのある読書会は参加しづらい……」
確かにそうかもしれません。
「この本を紹介したいのにテーマに合わないからなぁ」
とか、
「この日、せっかく空いてるのにテーマと合わないから参加できない」
って思いますよね。
だって、お気に入りのミニーちゃんのコスプレがしたいのに、行き先がUSJだったら「違う!」ってなりますものね。
しかし、テーマのある読書会には、堂々とテーマのナナメ上を行く本がしばしば登場します。
ディズニーランドっていうテーマパークなのに、堂々とターミネーターのコスプレでやってくる人がいます。
そして、それがめちゃくちゃ面白いんです。
今回のテーマは「読むと強くなれる本」でした。
・・・・・・が、なぜか紹介していただいた本が
「老後に備える本」だったり、(しかもお二人も!)
「偉人のネガティブな手記」だったり
でも、紹介を聞いてみると、確かに「読むと強くなれる本」なんですよね〜
要は、想像力です。拡大解釈です。
こじつけでいいんです!!
そして、こういう本があると、「なんでなんで?」「なるほど〜」と場がとっても盛り上がります。
「この本を持っていったら面白いだろうな」という参加者さんの気持ちが場に自然と現れるのでしょうね。
もちろん、
「腸内細菌にお手伝いしてもらって、身体も心も強くなる」
「ワクワクを持ち続けるとずっと強くいられる」
という正攻法で、ちゃんとテーマについて考える楽しみ方もありますよ。
ちなみに、私自身は「文章を最後まで読んでもらえる能力が最強」と若干こじつけで本を紹介させていただきました。
「明日、ディズニーランドか〜。ターミネーターのコスプレしたいのに……待てよ。ディズニーって映画でしょ。ターミネーターも映画だから無問題!」
紹介したい本とテーマが合わないから……と参加を見送られているみなさん。
次回から、ミニーで行くか、ターミネーターで行くか。
どっちで来ても楽しめること間違いなしです。
今回紹介していただいた本
『老後に後悔しない人生設計』(プレジデント編集部)
『ちょっと早めの老い支度』(岸本葉子)
『パリの国連で夢を食う。』(川内有緒)
『おしゃべりな腸』(ジュリア・エンダース)
『ローマ人の物語』(塩野七生)
『孤独な散歩者の夢想』(ルソー)
『バズる文章教室』(三宅香帆)
ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました✨
今後の博多で読書会の開催予定は下記になります!
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博多で読書会 福岡で最も敷居の低い読書会