第15回 ブクラボ哲学カフェ開催レポート(2/24)

哲学カフェ 第15回目のテーマ

今回は、8名の方にお集まりいただき、「働き方改革」をテーマに対話を行いました。

哲学カフェ自体、人生で初めての参加だった方も2名いらっしゃいましたが、対話にすぐ溶け込んでくださり、非常に有意義な会になりました。

本日は、「働き方改革」について参加者の経験談や感じていることを共有したあと、年功序列や実力主義について、あるべき制度について考えました。

以下、参加者からでた意見です。

働き方改革について
会社では、残業するなとは言われるが、具体的にどの作業をどう減らすのか指示がなく、精神論に走ってしまっている。
上層部がしっかりと具体策を考えて欲しい。
働き方改革について
働き方改革と言われると残業上限規制を想起させるが、高度プロフェッショナル制度という「働かせ放題」の制度ができたことも忘れてはいけない。
必ずしも労働者にとってプラスではないのではないか。
年功序列/実力主義について
実力主義と言っても、自身の実力を数値で測るのは難しいのではないか。
成果に表れづらい過程の部分をどう評価するかが大事だと思う。
年功序列/実力主義について
完全に実力主義になってしまうと、そこでやっていける自信がない。
年功序列は安心して働くには良い制度ではないか。

参加者からは自分の仕事を見つめ直すきっかけになったとの声やそもそも仕事とは何かについて考えたい、現行の制度の中でいかに能力を身につけるか各自創意工夫することが必要との感想をいただきました。

これからも一つずつテーマを決めて企画をしていきますので、興味のあるテーマがございましたらお気軽にお越しください。

毎回恒例の哲学カフェ後の打ち上げで「沖縄料理」を堪能しました。

引き続き、様々な題材で実施していきますので気になるテーマがありましたらぜひ哲学カフェにご参加ください。