2019年12月13日(金)、13日の金曜日とちょっと縁起の悪い日程に、初のABD読書会を開催しました!
詳しくは公式HPをご覧下さい→http://www.abd-abd.com/
私自身がABD読書会の存在を知ったのは実は最近で、ABD読書会を主催したのも今回が初めてでした。
参加者は初参加の方も含めて13名集まって頂きました。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!
企画意図
元々は、自分の知見を広げたい・様々なバックグラウンドを持った人の考えや意見を聞きたいという思いから、読書会をスタートさせました。
「自分の好きな本を1冊紹介し合う」というルールでこれまで読書会を行ってきましたが、話の内容が四方八方に膨らみ、収束させるのが難しい(というか勿体ないな)と感じる事がありました。
そんな矢先、「みんなで1冊の本を読み、発表・共有する」というABD読書会のプロセスであれば、参加者全員が同じ方向を向きながら、かつ能動的な学びを得られる学習の場として、新しい本の楽しみ方が出来るのではないかと思いました。
都内では密かなブームとなっているこのABD読書会が、福岡にもジワジワと広がって行けばいいなと思い、企画を試みました。
自分の写真ってどうしてきもく見えるのかな。
流れと内容振り返り
流れは公式のABD読書のマニュアルに沿って進めました。
最初に簡単な自己紹介として、「自分の名前」と「今気になっていること、感じていること」を1人1分程度でお話し下さい。
要約出来た方から順に壁に張り出していきます。
発表が終わったあとは、内容を2人1組になり対話しながら見て回り、気になるところにマークをつけていきます。
読書会のレポートとして写真を撮らせて頂きます。顔にはぼかしが入りますのでご安心ください。
担当のページ数は、お一人だいたい15〜20ページほどでした。
それを30〜40分で読み、B5用紙に要約します。
今回は初めてABD読書会を経験する方も多かったので、この短時間で内容をまとめるというのはかなり難しかったようです。
内容を壁に張り出した後はいよいよお一人ずつのプレゼン。
初っ端の方からプロ並みに話が上手くて、どよめきが起きました。笑
後半の方は、人の発表よりもまだ終わっていない自分のプレゼンへのドキドキに意識が向く方も居たようです。
皆さんお話がお上手でした。
2分以内にまとめるのは、実質かなりハードだなと思いました。
要約、からのプレゼンは、かなり集中して神経を使われたようです。
ABD読書会では、話す力もそうですが内容をまとめるスピードも培われそうですね。
最後の方のプレゼンが終わった後は、全体がやり切ったムードに包まれていました。
そのままじゃあ呑みに行きますかでも良かったのですが、大事なのはここから。
他の参加者の要約(サマリー)を全員が閲覧した後は、自分の改めて気になったこと・疑問点をグループで対話しました。
緊張から解放された事もあってか、この時間が一番盛り上がったようでした。
ABD読書会を開催してみての感想
今回初めての主催となりましたABD読書会は、正直かなり難しかったです。(笑)
まず「本の選定」。
400~600ページある本を選んだが参加人数が5人だったとなれば、一人当たりのページ数が多くなり、短時間でまとめきるのが難しくなります。
参加予定人数とページ数のバランスを考えて企画しなければならないし、当日キャンセルの方が出た場合にどう配分するかも考えておかなければなりません。
次に「場所問題」。
今回は博多のレンタルスペースを借りましたが、ABD読書会では必要な備品(テープ・紙・付箋など)がいくつかあります。
説明時に使うプロジェクターや、参加者全員分の紙を貼れるだけの壁のスペースなど、事前準備も含めて場所の選定はかなり重要だと感じました。
そして「時間配分」。
2分×人数分のプレゼンが延長した分だけ最後のダイアローグ(一番盛り上がった時間)が短くなってしまうので、出来るだけ冒頭の説明をコンパクトに、かつ分かりやすくすることがポイントだなと実感しました。
全体の8割以上の方が初めてABD読書会に参加された方でしたが、参加者の方々からは「また参加したいです!」と言って頂けたので、また来年度も開催します!