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第6回 読書会レポート 2018年2月11日(日)

第6回目の博多で読書会は、6名(初参加2名)で開催しました。

開催日の直前にもう何名かの方から「参加したいです!」と声を頂いていたのですが、席の都合上今回は6人でさせて頂きました。
また次回宜しくお願い致します。

 

↓今日ご紹介いただいた本

 

ご紹介いただいた本①『命売ります』(ちくま文庫) ■三島 由紀夫

Kさんに紹介頂いた本です。
タイトルを見て、一見重そうな話に思います。
しかも三島由紀夫と聞くと「国語の教科書に出てきた固そうな人」と僕はぼやいてしまうのですが、実際はそうでもないようですね。

自殺未遂に終わった主人公。
自分の命は必要ないと思い始めたのが、新聞の求職欄に「命売ります」という広告を出すことから、物語がエンターテインメント風に展開していく..。

ところで自殺を言うと、最近だとSNSに自殺願望を書き込むといったニュースがありましたね。
2017年の日本の自殺者数は2万1140人(厚生労働省)。年々減ってはいるが、未成年は増えているそうです。
裕福で平和な国、日本。あらゆるものが手に入ってしまう故、情報過多で心の豊かさが満たされにくい環境なのかなとも思います。

そんな時に読書に勤しむことは、ストレス解消にもなり脳にとても良い効果を与えるんです。
悩み多い時こそ本を読むことで、良いストレス解消法にになってくれるかも知れませんよ^^

ご紹介いただいた本②『鉄鼠の檻』(講談社文庫) ■京極 夏彦

初参加のBさんに紹介頂いた本です。
おっと。
今日は僕の守備範囲外の本ばかりです。
嬉しい限りです。

調べてみるとこの著者、面白い経歴の持ち主です。
小説家、妖怪研究家、アートディレクター、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員、関東水木会会員、東アジア恠異学会会員。
妖怪に精通しているのでしょうか、とにかく妖怪絡みの本をたくさん出されております。

読み進めると妖怪マニアになれそうですね。
独特の世界に現実逃避できるかも知れません。

ご紹介いただいた本③『半ケツとゴミ拾い』(地湧社) ■荒川 祐二

私が紹介した本です。
さて、皆さんはTED Talksというものをご存知ですか?

まずTEDとは、世界的講演会「TED Conference」(テド・カンファレンス)を開催している非営利団体のことで、要は起業家や研究者など時代をリードする人々のプレゼンテーションの場。
その会に出席するには、TED会員(年会費8,500ドル)になる必要があるそうです。わぉ。
その中でTED Talksとは、ネットを通じて行なわれている動画の無料配信プロジェクトのことで、こちらは無料でyoutubeなどで閲覧できます。

そこで登壇していたのが、本の著者。
その荒川さんのお話(↓)があまりにも面白すぎたので、Amazonで本を購入していました。
一歩前へ踏み出す勇気 | Yuji Arakawa | TEDxSophiaUniversity
書くより、見てもらう方が早いです。

ご紹介いただいた本④『ハーモニー』(早川書房) ■伊藤 計劃

Iさんに紹介頂いた本です。
本の中でもSF小説が好きというIさん。
いつもこの読書会にSFカラーを滲ませてくれます。

第30回(2009年) 日本SF大賞を受賞したこの本。
SFと聞いたので設定がぶっ飛んだ空想世界の物語かなと思ったのですが、むしろ現実味を帯びたリアルな社会でした。
それは病気も争いも不快な経験もしない、すべての人間が健康管理され、寿命以外では死ななくなった世界”ユートピア”

実際に今住んでいる日本が同じような状況になったら、我々の世界はどう変わるのでしょう。
雇用で言うと、潰れる会社は増えそうですね。病院も薬も不要。軍事機器も必要ないなら、卸すメーカーは無くなります。
人間の平均寿命は延びそうですね。スポーツジムや健康グッズは無償で提供されるかもしれない。
読む前から色々と考えてしまいます。
それはつまり、読みたいという本の証拠。

ご紹介いただいた本⑤『気まぐれ指数』(新潮文庫) ■星 新一

Kさんに紹介頂いた本です。
1973年発売、のけっこうひと昔前の小説。

著者=ショートショートのイメージですが、そんな著者が書いたはじめての長篇のようです。
完全犯罪を計画した主人公が色んな騒動に巻き込まれる長編コメディー。

短く伝える、というのは難しいですよね。要点を絞って伝えないといけないわけですから、間を伸ばした方がかえって楽な時もあります。
だから、どうしても長編(長編と言っても普通の小説くらいの量ですが)でしか伝えれなかった話の面白さと深みがあるのかも知れません。


ご紹介いただいた本⑥『烏に単は似合わない』(文集文庫) ■阿部 智里

初参加のDさんに紹介頂いた本です。

内容はこう。
人間の代わりに八咫烏の一族が支配する世界「山内」ではじまった世継ぎの后選び。
有力貴族の姫君四人の壮大なバトルの果て…。
と一見難しそうですが、物語の節々で描かれているのが、女性同士のドロドロした闘いだそうです。

僕は男なので女社会を経験したことはありません。
しかし小さい頃から学校の教室で女子のコミュニティを見ているのでわかります。
怖い。

よくカフェに一人で行ったりしますが、女性4人組で話している会話はだいたいエゲつないです。
それは男の比じゃないです。
オブラードが一切ありません。
もちろんそうじゃない方もいますよ。
ワンちゃん可愛いね~とか。

女社会でのし上がるのは男以上に熾烈だと思います。
でもそういう方は、会社での人間関係の構築や地位の築きがすごくうまい。


冒頭の自己紹介で話を聞いていると、本を読むのは好きだが周りに読む人があまりおらず、本の情報・意見交換をする場所がないということから、今回足を運んで頂いたようです。
これは読書会にお越し頂く方でけっこう当てはまる方が多いですね。

かく言う自分も横で聞きながら頷いていましたが、あっ私の場合そもそも福岡に知り合いがいませんでした(泣)。
だからこうやって読書会を開き普段出会わない方とお話することで、本以外にも色んな情報を知ることができ、とても刺激をもらっております。

今日はありがとうございました!
またのご参加よろしくお願いします。

 

☆今日の読書会の様子

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